自分と似ている人を好きになる

ペットについて「自分の性格と似ている動物を好きになる」という話を記載しましたが、実はこれ、人間にも当てはまる話なんです。人は自分と似た人間に好意を持つようになっているようです。一見そうでないように思えてもよくよく考えてみると…なんてことありませんか?今回は自分と好きになる相手が似る秘密について探っていきましょう。

▲見た目の類似

なんとなく巷のカップルから芸能人カップル、身近なカップルを見て「あれ?なんだかこのふたり似てる?」なんてあなたは思ったことがありませんか?実はなんとなくではなく本当に似ているんです。この疑問についてはやり何か感じた人も多く、心理学的にも研究されています。 過去に行ったアメリカ学会の調査結果から、”男女はお互いに自分の容姿が似ている人に惹かれる確率が高い”という結果が出ています。髪の色や目の色、顔立ちの比率などが似ている男女がカップルになりやすいというのです。ここまでくると自覚がなくても知らず知らずのうちに惹かれてしまっている人も少なくないはずです。実験結果からもわかるように、人は恋愛を始めたい相手に類似性を求めるように本能的にできているようです。「類似性効果」というようです。 そもそも本能的に似ている相手を求める一番の理由は「初対面の相手を自分の味方か敵か判断する際の判断材料」なのです。容姿が似ていることで仲間として脳が受け入れることで、自然と互いが認めるということになります。 容姿はもちろん、外見、見た目やしぐさや態度などにも共通点があるかどうか、行動や振る舞いも体や感覚で察知します。 また見た目だけでなく行動パターンも似ていれば、一緒に過ごす想像が容易に出来るので、安心感や心地よさを生みます。その心地よさこそが、好意につながります。現代でこその類似性としては入社した会社、同じ部署に配属されたとか、出身地が同じとか、偶然な類似性も大きく関係します。

▲夫婦関係

夫婦で似た様子の方々を見かけると「一緒の時間を過ごしてきたから似てきたんじゃないか」とも感じますが、どうやらこれは違うようです。 アメリカ学会で夫婦を対象に“夫と妻が結婚生活の経過と共に似ていくのか”という調査が行われました。ところが、多くの夫婦で“結婚後にお互いが似てくる”という結果は認められなかったのです。この結果が示しているのは 「結婚後にお互いが似ていくのではなく、一生一緒に過ごす相手として選んでいる時点で似ていたから」ということになるのです。

▲類似性を利用してアプローチする

これだけ自分と好きになる相手との「類似性」の大切さを知ると、自身の恋愛に使わない手はないですね。今現在、憧れている相手がいる方にぜひ試していただきたいアプローチ方法があります。容姿を似せることは少し難しいかもしれませんが、行動、振る舞いを相手に合わせてみましょう。例えば、あなたは経験がありませんか?「なんとなく相手を見たら、同じタイミングで目が合った」「同じ時間に、同じことをしていた」「相手のことを考えている時にその人と偶然会った」など。 実はこれを「シンクロ二ティ(共時性)」といいます。現象の名前なのですが、このことによってだいぶ相手を意識したり、好感を持ったりするようになるといわれています。相手と同じタイミングで水を飲んだり、髪を触ってみたり、似た服装をしてみたり、些細なことでも連鎖させることで相手に強く意識させることができます。また相手の共通点、趣味趣向をリサーチし会話を弾ませることも大切ですね。

人は運命に忠実です。それならば運命だと相手に思わせれば恋は必ずうまくいきます。不思議だったり、偶然だったり、そんな体験が同じ相手で何度も起こると「これは運命なのかもしれない」と感じさせることができるでしょう。そしてこれは自分自身においても大きな自信となり、恋愛に対しポジティブになれます。